株式会社 近藤建設興業

限界・・・?

2020.1.30

ずいぶん西まで来ましたが・・・

弊社スタジオからは車で50分程度

井原市に建つ「家事楽々おかやま暖涼の家」

 

キッチン⇒洗面⇒洗濯室⇒

ランドリー室⇔ファミリークロゼットと

連なる

超家事楽々動線の家なのです

最近増えた

共働き世帯を大いに助ける間取りと

 

温度差の無い室内にて

快適で健康で長く暮らせる住まい

それには勿論「断熱性能」の良さと

「耐震性能」の高さが重要ですが・・・

 

忘れてはならないのが実は・・・

「気密性能」

私が常日頃から

口うるさく云ってる「気密測定」

 

とにかく・・・

「やる」=当たり前

「やらない」=建てちゃダメ

・・・単純な話です

 

ってか・・・

何故やらないのか?ですね

今回の測定結果・・・

C値0.17

素晴らしい測定数値だと思います

 

こちらのC値・・・

社内基準を0.3以下にしている理由には

 

0.3以下であれば

経済的にも体感的にも

変わらずに

安定する事が分かっているからです

じゃあこれ以上・・・

これより良くはならないのか?ですが

 

他の工務店さんでは0.1とか0.09とかも

出されているようですが・・・

 

パッシブデザインの

「おかやま暖涼の家」では

これくらいが限界かな?と感じています

 

なぜならば・・・

使ってる「窓の気密性能」が

限界だからです

パッシブデザインを捨てて

窓を小さくするか・・・?

 

海外製や木製窓に仕様を変更して

ひたすら究極のC値を追い求めるのか?

 

それはちょっと

弊社の考え方と異なりますし・・・

 

それなら他のところに

技術知識をつぎ込むほうが良いかなと

思うのであります

 

何かを優先すれば

何かを失うこともある・・・

 

やはり家はバランスですね~

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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