株式会社 近藤建設興業

窓はストーブ?

2017.12.23

いや~っ昨日の冬至は

見事なでしたね~

 

南側に大きな窓を取ることで

冬の間 窓は「ストーブ」となります

 

 

嘘?だとお思いでしょうがこれホント・・・

 

実際テラス窓から入ってくる熱量は

2000W位になります

 

これって

赤外線電気ストーブが1000Wだとすれば

2台分に相当しますから凄いんですよね

コチラ現在家電量販店で販売されている

遠赤外線ヒーター・・・

 

Kイズミさんの900W首振りタイプ

価格が8千円程度しますから

 

2台購入すると1.6万円となります

 

それに比較すると太陽の日射しは・・・タダ

 

利用しない手はないでしょう?

ところが困ったことに

「曇や雨の日はどーするの?」ですよね

 

そこで登場するのがこちらの

「ハニカムスクリーン」

 

所謂プリーツカーテンの中に

蜂の巣状の空気層があり

 

空気層は立派な断熱材となりますので

 

窓と組み合わせることで断熱性能が

飛躍的にUPします!!

取り付け時の注意点は

 

窓枠の中にはめ込まないと

せっかく閉じ込めた熱が

逃げてしまいますので

 

壁から単に吊るしたのでは・・・NG

 

もちろんカーテンでも無いよりは

あったほうが良いのですが・・・

 

それでも上下左右の隙間から

熱が逃げてしまい

さほど効果は望めません

このように窓は

「付属部材」とセットで検討し

 

ガラスの断熱が極端に良くなくても

 

様々な後付け部材で

断熱性能を良くする事が出来るのです

 

因みに下記に・・・・

 

一般的なアルミペアガラスに

ハニカムスクリーンを付けた時の

窓の断熱性能の計算方法を記します

 

 

ご覧のように普通のアルミペアガラス窓が

アルミ樹脂複合枠にアルゴンガスを注入した

ペアガラス窓の断熱性能にUPします!!

 

もちろん現在

新築時には当社では標準ですが

 

既に建てられた方は窓の断熱性能UPに

費用対効果は抜群!!

最後に・・・

窓はストーブと申しましたが

 

もちろん「夏場」でも

残念ながら同じことが言えます

 

夏に日射を入れると

 

2000Wのストーブをつけながら

エアコンで冷房しているようなもの

・・・・気をつけろ

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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