
市街地中心部に建つ邸宅は周辺の雑音をシャットアウトしたコートハウス型のパッシブデザイン。
特に車通りの多い西側をビルトインガレージとゲストルームで塞ぎ、南側に設けた大開口と吹き抜けにより自然光と日射熱を存分に取り込んでいます。
合わせて空調上不利になる吹き抜けを2階ホール天井高を2mに抑えることで緩和させ、吹き抜け上部は取得型ガラス、下部は夏を考慮し遮蔽型ガラスと使い分け、住まい手の季節による暮らし方の手間暇を軽減しいつまでも安心して快適で尚且つ省エネに暮らせるよう配慮しています。
南側のコートハウスでは柔らかな日差しが降り注ぎ卓越風をもとにした通風計画によりいつでも内外の隔たりを感じない開放的な空間が広がっています。